お仕事帰りの
「いけばな閑渕流」大阪阿倍野教室

いけばな作品

「基本花型」

まずは「基本の花型」から学んでいきます。

いけばなでは、
ほんの少しの長さや向き・空間・ボリュームなどが変わることで、作品の表情がグンと変わってきます。

ですから基本の花型を学ぶ中で、全体のバランス感覚を総合的にしっかりと学んでいきます。


洋風の花材の時もあれば、和風の花材の時もあります。
洋風の空間に似合う作品だったり、和風の空間に似合う作品だったり・・・。
和風と洋風、どちらにも似合う作品の時も。


「木」を生ける時もあれば、「草」の類を生ける時もあります。


基本をしっかりとマスターできたら、
応用的な生け方を習ったり、創作いけばなを学んだり・・・。


閑渕流では
最終的には「庭に咲いた花を、自分らしく自由自在に生けられるようになる」ことを目標にしています。


閑渕流では、「その人らしさ」を大切にしています。

「自分らしい作品」が生けられるようになると、きっと楽しいですね。
青文字 オクラレルカ カーネーション 薔薇 マーガレット スプレーカーネーション
~クリスマス~                着色ミツマタ ヒバ リュウカデンドロン   クラスペディア アルケミラモリス
すじ柳 ドラセナ アトム カーネーション 小菊 花とうがらし
唐辛子 モンステラ デンファレ       スプレーデルフィニウム

「株分け生け」

1つの花器に剣山(けんざん)を2つ置いて、2株に生ける生け方です。

『古事記』の「大国主命と因幡の白兎」のお話にも登場する「ガマ」

水辺や湿地に群生する植物です。

『古事記』では、サメに噛まれた傷を癒すには「ガマの穂を敷き散らして、その上に寝転びなさい」と、白兎は大国主命から教えてもらいます。

実際に、漢方薬ではガマの穂の花粉は「蒲黄(ほおう)」という名前で止血薬として用いられているのだとか。

姫がま オクラレウカ 薔薇 スプレーカーネーション
アカシア クッカバラ セントーレア
タニワタリ アネモネ

「連作生け」

2つ以上の花器を使って、1つの作品に仕上げます。

こちらの作品は遊び心も少し取り入れて、姫がまの葉をくるっと丸い輪にして軽やかな作品に。

いつものお稽古用の花材で楽しめました。
姫がま ゆり 薔薇 そけい
銀香梅 エメラルドウェーブ 薔薇      リューカデンドロン

「三重生け(さんじゅういけ)」

上下に3か所の挿し口がある三重花器。
高さのある、応用的な生け方です。

こちらはお正月用の作品です。
竹を切って出来上がった3か所の挿し口に、それぞれ花材を挿しています。

宝船の水引や扇も取り入れて、華やかさを添えます。

和の素材ですが、洋室やホールのような空間にも似合いそうです。
松 梅 ピンポンマム 千両 宝船の水引 扇

「小品花(しょうひんか)」

小さな空間用に、少ない花数で面白みのある作品に仕上げます。

こちらの作品は「合板」や「紙」を用いて斬新さもプラス!

閑渕流では、花材の他にもセロハンや箱、ワイヤーネットや金網など、オブジェ的な要素を取り入れたいけばな作品も多く見られます。
合板 紙 カーネーション フリージア
シぺラス ドラセナ・セレス オンシジューム
ひまわり パイナップルリリー        アルケミラ・モリス 木箱
唐辛子 モンステラ デルフィニウム

「壺生け(つぼいけ)」

いわゆる「花瓶(かびん)」に生ける生け方です。

「花材がクルクル回ってしまって、うまく落ち着いてくれない・・・」

身近でありながら、いざ生けてみようとすると意外にもなかなか難しい壺生け。

閑渕流の壺生けでは、
花材を留めたいところへきっちり留められる技術がありますよ。

身近な花瓶を上手に使いこなせるようになると、日常生活での幅もうんと広がりそうですね。
イボタノキ 丸葉ルスカス ダリア      クラスペディア
~お正月~                  大王松 着色カール竹 苔梅 南天の実 葉牡丹 シンビジウム
鬼はぜ カラーの葉 カーネーション     ヒペリカム

「かけ生け」

壁面や柱などに花器をかけて生けるいけばなです。

部屋の中などでいけばなを飾るだけのスペースがない場合には、とても便利です。
ツルウメモドキ ヒペリカム クラスペディア
ツルウメモドキ カンナの葉 りんどう
キウイ蔓 ウチワヤシ カラー ラナンキュラス

「盛物(もりもの)」

中国の文人が、宗代から元代にかけ
画題にちなんだ花卉草木や菜果を書斎に飾ったことに端を発しています。

珍しいものを飾ってみたり、瓶花などと置き合わせてみたり・・・。

もともとの起こりが文人趣味であり、盛る材料も、
仏手柑・万年青・蘭などといった高尚、高雅なものが多く扱われてきたことから、高雅な趣味による味わい、気分を尊ぶことを目的としています。

こちらの作品は
身近に手に入る、今が旬の野菜たちに
同じく今が旬のピンク色の千日紅をそっと添えて…。

カジュアル版の盛物スタイルのいけばなにしてみました。

かぼちゃ ゴーヤ ピーマン おくら 千日紅

「造形いけばな」

より自由度の高い生け方です。
一番最初に習う「基本花型」とは、かなり生け方が変わってきます。

どう生けるか自分の頭で考えながら作品を「構成」していきます。

「自分の頭で考える」って、とても楽しいですよ。
旭はらん ガーベラ ソリダスター
旭はらん ガーベラ
ふとい 擬宝珠(ぎぼうし) ゆり ひまわり
ウチワヤシ キウイ蔓 カラー

「非形象いけばな」

素材を集合して作ったかたまり「マッス」を主体として生ける生け方です。

応用的な生け方です。
ニューサイラン ピンクッション グロリオサ
桜 コルジリネ スイートピー
もみじ 旭はらん 菊 風車菊

「箱」を用いて生ける

箱を取り入れて生けてみる。
いろいろな形を表現できて、遊び心のある楽しい生け方です。
ドラゴンテイル ミニパピルス スプレー薔薇 箱
カラテア スカビオサ 箱
ドラゴン柳 黄金ヒバ クルクマ 箱
~お正月の花~               白寿 根引松 姫南天 南天の実 箱

「自由創作」

これまで学んできた基本をしっかり押さえたうえで、自分らしい自由な作品を生けてみようというものです。
アイデアは無限大!

こちらの作品、
コルクの羽のようなものがついた個性的な木は
「錦木(にしきぎ)」といいます。
個性的な面白い木ですね。
庭先でもよく見かける木です。
夏の間は葉が青々と繁っていて気付きませんが、寒くなって来て葉が落ちるとこのコルクのような肌が現れます。

この面白い木の肌を強調して生けた作品です。

シルバーのくしゃくしゃの物体は、やつでの葉。
こちらもよく庭先で見かけますね。
水分が抜けてくしゃくしゃになった物をシルバーに塗装してみました。

赤い色をした花は「ピンクッション」といいます。
その名前の通り、お裁縫に使う「針山」。
待ち針がたくさん刺さったようなフォルムをしているでしょう・・・?

寒い時期の作品です。

錦木 尾花 ピンクッション 着色やつで
~辰年のお正月花~             松竹梅を使って「辰」に見立ててみました。   小松 着色カール竹 苔梅 ストレリチア 千両 
着色三つ又 スプレンゲリー 木材 ほうき草 ひまわり パイナップルリリー        アルケミラ・モリス 檜の実
ドラセナ オンシジウム ヘリコニア CD

いけばな作品

今や履歴書からも
性別欄がなくなっている時代ですが…。
昔ながらに
女の子の健やかな成長を願い、邪気を払うとされる桃を生けました。
もうすぐ「桃の節句」
チューリップが、なんとも優しい花色に感じられます。
~3月3日 桃の節句~            桃 チューリップ 菜の花 麦

いけばな作品

今年の最初の花材は
干支の辰にあやかって「雲龍桑」

カクカクと曲がった枝の形は
雲に乗って天に舞い上がる龍の姿のようで、とってもユニーク。
ちなみに
桑の木といえば「お蚕さま」ですが…。
蚕は人々の生活を支える大切な家畜だったので
「一匹」「二匹」ではなく
「一頭」「二頭」と数えるのだとか。
雲龍桑 縞ハラン アイリス ラナンキュラス

いけばな作品

【クリスマスいけばな】
♪あわてんぼうのサンタクロース
   クリスマスまえにやって来た
   いそいでリンリンリン
   いそいでリンリンリン
赤×緑×白の3色でクリスマスカラーのいけばなに。
サンゴミズキの枝は
秋から冬にかけて珊瑚のような鮮やかな赤色に染まります。
今年のクリスマスは、お稽古用の花材を使った造形いけばなのスタイルにしてみました。
~クリスマスの花~             珊瑚水木 薩摩杉 グズマニア ヒペリカム

いけばな作品

かつて
旅行や引っ越しの際、荷物を入れて運ぶのに用いられた
蓋付きの入れ物、行李(こうり)。
その行李を作る原料だったという行李柳を生けてみました。
とてもしなやかで粘りっこい行李柳の細い枝を
矯めて、矯めて…。
下垂する線の姿が優美な「下垂型」の基本花型で生けました。
行李柳 たにわたり ガーベラ スターチス
行李柳 ガーベラ

いけばな作品

先日のいけばな展に使った、ツルウメモドキ。

いけばな展の期間中には、実が青いまま。
なかなか鮮やかなオレンジ色のお顔を覗かせてはくれなかったのでした・・・。

自宅へ持ち帰った、今。
ようやく実が弾けてオレンジ色になってきました。

秋には欠かせない花の一つ、りんどうと

自宅で育てているスプレンゲリーの葉を足して、生け替えてみました。
蔓梅擬 りんどう スプレンゲリー

いけばな作品

【秋桜を生ける】

花の形がサクラに似ているため「アキザクラ」とも呼ばれる、コスモスの花。

昭和10年のこと。
東京日日新聞社の試みで「新しい秋の七草を選ぼう」ということに…。

当時の著名人7人がひとり一種ずつをチョイス。

日本へは明治時代に渡来したばかりというコスモスも、その中に選ばれたのだとか。

「新・秋の七草」
葉鶏頭          (長谷川時雨)
コスモス       (菊池寛)
彼岸花          (斉藤茂吉)
赤まんま       (高浜虚子)
菊                (牧野富太郎)
おしろい花    (与謝野晶子)
秋海棠          (永井荷風)

コスモスを姿なりに生け、透け感があり優しい雰囲気をまとったアジアンタムの葉をそっと…、添えてみました。

コスモス アジアンタム
コスモス

いけばな作品

【ジャスミンの仲間】

「素馨(そけい)」を主材にして…。
1本の枝で
ちょうどバランスの良い
おもしろい枝ぶりの物があったので
その
やわらかい感じのする
自然の姿なりを生かして使ってみました。
そけい ブラックコンゴ マリーゴールド   けいとう スプレーデルフィニウム

いけばな作品

カンガルーの足を生ける】
黄色い花には
ほんのり産毛も生えていて…
まるで
リアルなカンガルーの足のよう…。
花の形が
カンガルーの前足に似ていることから
「カンガルーポー」と名付けられたとか。
オーストラリアが原産です。
モンステラの
葉の形のおもしろさと合わせて
シンプルな「造形いけばな」にしてみました。
カンガルーポー モンステラ

いけばな作品

テマリシモツケの青い葉に
少し渋めな色の薔薇を合わせてみました。

二色のグラデーションカラー。
「パリス」という品種の薔薇なのだそうで…

とてもとても上品なよい香り。

生け終わり、飾っていても
ついつい何度もくんくんしたくなってしまうのでした。

2作目は
余った花材を透明のガラス器へ。
水を意識して生けてみました。
手毬下野 フリーセア 薔薇(パリス) 煙の木
手毬下野 フリーセア 煙の木

いけばな作品

【6月6日はいけばなの日】

今年は「カラー」をいけよう!

今では
「カラー」という名前で呼ばれるお花ですが・・・。

かつては
和名の「海芋(かいう)」という名前で呼ばれることが一般的だったとか。

海外から伝来したサトイモに似た根をもつ花
という意味からなのだそう。

そんなカラーのお花を

乾燥して
しわっしわな葉の表情が面白くなった
ウチワヤシの葉と取り合わせてみました。

古来より
「芸事のお稽古は6歳の6月6日から始めると上達する」と言われています。

ルーツをたどれば
室町時代

世阿弥(ぜあみ)の『風姿花伝』にまで遡るとか・・・。

~6月6日はいけばなの日~         今年は「カラー」をいけよう!        カラー ウチワヤシ

いけばな作品

うんと雨の降った1週間。
大雨の影響で
鉄道まで運休になってしまったほど…。
どんよりなお天気を吹き飛ばすべく
いけばなは
空間を生かして、涼しげに。

切り落とした花材を使って、
小品花をもう一つ生けてみました。
楓 ゆり かすみそう
楓 ゆり

いけばな作品

くねくね、くるんっ…と
なかなかの芸術的な線を描いている、葱坊主。

小さな花の蕾をつけた「アリウム」です。

中国語では、
まさに「葱」と表記されるのだとか。
生けている最中にも、葱・葱・葱…の香り。

普段は「アリウム」なんて呼んでいる日本にも、
実は「花葱」という和名があるのでした。

ちなみに…

クッカバラの葉は、
中国語では「笑翠鸟」と書いて、「笑いカワセミ」という意味なのだそう。
アリウム クッカバラ カーネーション    ガーベラ
アリウム カーネーション

いけばな作品

自宅で育てている、ヒペリカム。
お稽古に使ったあと、実をぱらぱらと土に撒いておいたもの。

新緑の感じが優しくてきれいだったので…

少し摘み取って、スプレー菊を1本だけ足して生けてみました。
ヒペリカム スプレー菊

いけばな作品

すっかり暖かくなり、
外を歩けば今、ユキヤナギが満開です。

公園や歩道沿いに、
雪のような白い小花をたくさん咲かせています。
細いけれど
硬くて折れやすいユキヤナギ。
枝ぶりを生かして、応用の花型で生けてみました。
ゆりが、今にも口を開きそうです。
雪柳 ハラン ゆり ストック

いけばな作品

個性ありありの風貌をした「パフィオペディラム」
洋ランの仲間です。

その姿から「女神のスリッパ」という意味だそう。

シンプルにひかげのかずらと取り合わせ、お正月に使った大王松の葉をそっと、添えてみました。

小さなスペースでも楽しめる「小品花」
パフィオペディラム ひかげのかずら 大王松

いけばな作品

お正月に使った大王松。

オリエンタルリリーとスターチスを足して、生け替えました。

変形花器を使った「小品花」
大王松 オリエンタルリリー スターチス

いけばな作品

桜の木。
あまり蕾のついていない枝だったのですが・・・。

枝ぶりがきれいで、面白みがあったので
少し矯めて
基本の花型で生けてみました。
桜 コルジリネ 金魚草 スイートピー

いけばな作品

農産物直売所で目にした、農家さんが育てたグラジオラス。

ごくごく普通のグラジオラスですが、何となく惹かれ…。

グラジオラスだけで生け、仕上げに少しかすみ草を添えてみました。

「小品花」
グラジオラス かすみ草

いけばな作品

初冬の季語にもなっている、ツワブキの花。

近畿地方にも、
とっくに木枯らし1号が吹いたとか…。

自宅で育てているツワブキが、黄色い花を咲かせました。

ツワブキだけで素朴に「小品花」
つわぶき

いけばな作品

日中はまだもう少し夏日だったりしますが、
草むらから聞こえてくる秋の虫たちの声は心地よく、なぜだか穏やかな気持ちに…。

秋の七草から、ススキと藤袴を生けてみました。

万葉の時代には
すでに日本人の身近にあった、秋の七草。

悲しいかな。

今では開発などによって里山が失われ、草地が減り…。
野生の秋の七草たちは、絶滅の危機にあるという。

今から数十年、数百年後にも、
日本の原風景が残っていて欲しい…。
すすき ドラセナ セレス りんどう      カーネーション 藤袴
ツルウメモドキ すすき りんどう 藤袴

いけばな作品

青い紙風船のような実をつけているのは
風船唐綿(ふうせんとうわた)。

なかなかのユニークな姿。

この風船のような実が熟して弾けると、
中からタンポポのような綿毛が風に乗って、ふわふわ…。

花言葉は「たくさんの夢」

さてさて、どこへ飛んで行くのかな…?

原産国の南アフリカでは
この綿毛を集めてクッションの詰め物にするのだそう。
風船唐綿 つわぶき ピンクッション たで
風船唐綿 つわぶき ピンクッション

いけばな作品

とうもろこしの赤ちゃん、ベビーコーン。
そのまま成長すると、普通のとうもろこしに。

でも実がたくさんあると栄養が分散されてしまい、大きく育たない。
なので…、未熟なうちに間引かれてしまう宿命にある、ベビーコーン。

とうもろこしを主食にする国も、たくさんありますね。

田舎での暮らしが大好きで、
畑でとうもろこしを育てていた、義祖母。
収穫時期、本当はもう少し待ってから収穫する方が美味しいのだけれど…。
「人間が収穫するのが先か、タヌキが先か…? タヌキと競争だよ」と、話していたっけ。

そんな昔話を懐かしみながら、ベビーコーンを生けたのでした。
ベビーコーン 着色ミツマタ スプレンゲリー 千日紅 ミニ薔薇
ベビーコーン 着色ミツマタ スプレンゲリー 千日紅

いけばな作品

立秋を過ぎた頃から、夜になると秋の虫たちの声が聞こえて来るようになりました。
昼間は本当に本当に暑いのに、虫たちの体内時計ってスゴイですね。

道端の柿の木も青い大きな実を付けていましたよ。
季節は着実に秋へと移って行っているようです。

とはいえ、昼間はまだまだ暑いので…
ハート形のアンスリウムと、鳥のくちばしのような形のヘリコニア。

熱帯の植物たちを生けてみました。

アンスリウム ヘリコニア          ハイブリッドスターチス
アンスリウム ヘリコニア えのころ草

いけばな作品

極楽浄土の七宝池に咲き輝く花、蓮。
仏教では最上の花とされ、とても大切にされている植物です。
お盆ももうすぐですね。

泥水の中から茎を伸ばし、綺麗な花を咲かせる蓮の花。

蓮は花が咲いた後に実をつけるのではなく、
花が咲いた時にはすでに実をつけているという珍しい植物。

これには、人は生まれながらにして
迷いの多い俗世にあっても、悟りを開く心が備わっている…という仏教の想いが込められているのだそう。

俗世の中で、迷ってばかりいる…、私。
蓮台(蓮の実) クルクマ スプレー薔薇    ハイブリッドスターチス
蓮台 カンナの葉 クルクマ スプレー薔薇  ハイブリッドスターチス

いけばな作品

お弁当やお寿司の仕切りに使われる
緑色でギザギザの葉っぱ、バラン。

今ではプラスチック製ですが、
もともとはこのハランの葉っぱをカットして作られていました。

いけばなでも、緑色が加わると色鮮やかになりますね。

造形いけばなにしてみました。
はらん ひまわり ヒペリカム
はらん ひまわり ヒペリカム
はらん ひまわり

いけばな作品

梅雨らしい、しとしと雨のお天気です。

涼しめの装いで、ブルーのデルフィニウム。
蕾がたくさん、ついています。

この蕾のシルエットが、イルカ(ドルフィン)に似ているから「デルフィニウム」

フトイの真っ直ぐな線をうんと長く使ったら、思わず枠から、はみ出してしまいそうに。

おっ、とっ、とっ、とっ…、何とか枠内におさまりました。
ふとい リビストニア スプレーデルフィニウム
ふとい リビストニア スプレーデルフィニウム
ふとい スプレンゲリー 紫陽花 オブジェ

いけばな作品

6月6日は、いけばなの日です。

古来より、芸道の上達を祈念して稽古始めは6歳6月6日が良いと言われてきました。

弊流も所属します日本いけばな芸術協会の呼びかけに賛同して、今年はトルコギキョウのいけばなを生けることに。

花言葉は「優美」
花の力で明るく元気になれますようにヽ(*´∀`)ノ
着色スチールグラス ぎぼうし トルコギキョウ スモークツリー 箱

いけばな作品

ふわふわの穂を実らせているのは、粟(あわ)。

そう五穀のうちの1つ、粟です。
日本では古く古く縄文時代から栽培されてきた農作物。

ちょっとおもしろい姿をした紫陽花に出会ったので、一緒に生けてみました。
粟(あわ) モンステラ 紫陽花 紅花
粟(あわ) モンステラ 紫陽花 紅花

いけばな作品

小振りな葉のその名も、小はぜ。

自宅で育てている紫陽花の葉を一枚添えてみました。
紫陽花の花も、もうすぐ咲きそうです。
小はぜ 紫陽花の葉 スプレーカーネーション

いけばな作品

窓を開けると、吹き抜ける風が
心地よく感じられるようになって来ました。

外を歩くのも
ひなたではなく、日陰を選んで歩いていたり。

いつの間にやら…
いつの間にやらです。

いけばなも、少し涼しげな色合いで…「小品花」
鬼はぜ カラーの葉 トルコ桔梗 スノーボール

いけばな作品

ほんの5ミリほどの少し赤みがかった、小さな小さな花たち。
花言葉は、飾らぬ美。
夏ハゼが、可憐な花を咲かせています。

こんな、小さな小さな花たちですが…
花の咲いた後、秋に実る黒い実にはブルーベリーをもしのぐほどポリフェノールが豊富に含まれているのだとか。
「和製ブルーベリー」の異名さえあるほど。

そんな夏ハゼを少し基本のスタイルから離れて、創作いけばなにしてみました。
夏はぜ オリエンタルリリー

いけばな作品

「Golden bells(黄金の鈴)」という英名を持つ、
レンギョウの花。


西洋には
「春はレンギョウの花で始まる」
という言葉もあるのだとか。

近畿地方にも
春一番が吹きました。
レンギョウ チューリップ アルストロメリア
レンギョウ チューリップ アルストロメリア

いけばな作品

花菖蒲の葉によく似た姿をしているのは、オクラレルカの葉。
どちらも、アヤメ科の植物です。
春になると咲く紫色の花もまた、花菖蒲にそっくり。

沖縄では、4月になると水田一面を紫色に染める、オクラレルカの花でお花見をするのだとか。
オクラレルカ アネモネ ソリダゴ
オクラレルカ アネモネ

いけばな作品

今から100年ちょっと昔…
ゴールドラッシュに沸く、南アフリカ。

「太陽の国」とも言われるほど
年間を通じて晴天の日の多い温暖な国。
アフリカ大陸最南端の国です。
その動植物の種類の多さは目を見張るほど。

そんな南アフリカの
金の採掘場で発見されたのが…、ガーベラ。
今では日本でも、すっかりお馴染みの花に。
丹頂アリウム ガーベラ カラーの葉
丹頂アリウム カラーの葉 薔薇 スイートピー

いけばな作品

くるくるっと愉しく輪にして使っているのは、
フォーミアムの葉。

ニューサイランの仲間です。

とっても頑強な繊維の持ち主。
力いっぱい引っ張っても、ねじっても、びくともしません。
本当に丈夫。

南半球 ニュージーランドが原産の植物です。

そう、鳥だけれど飛べない…という、
まん丸い体型のなんとも愛らしい鳥・キーウィのいる国。

そんなフォーミアムの葉を、
2つの花器を使って連作生けにしてみました。
フォーミアム グリーンボール グロリオサ
グロリオサ フォーミアム ソリダゴ

いけばな作品

コアラが主食にするユーカリ。
生けている時から
ハーブのような、とっても爽やかないい香りがしています。

でも…
今回生けた「グニー」という品種のユーカリ。
実は、コアラは食べない品種なのだそう。

数百種類もあるユーカリのうち、
コアラが食べるのは、ほんの10種類ほどなんですって。
ユーカリ(ユーカリ グニー) ラナンキュラス  トルコ桔梗 スターチス かすみ草

いけばな作品

やさしくてチャーミングな、桃の花。

ひな祭りも、もうすぐ。

桃の花を
同じく桃色の花たちと取り合わせてみました。
桃 コンパクタ ガーベラ          スプレーカーネーション トルコ桔梗

いけばな作品

黄色い花の名前は、モカラ。
あまり聞き慣れない名前ですが…。

蘭の仲間です。

自然界に自生する蘭ではなく、3種類の蘭を人工的に掛け合わせて誕生した蘭なのだとか。

しおれにくく、持ちもよいのでハワイアンレイにもよく使われる花なのだそう。
そう聞くと、ちょっぴり親近感も。

そんなモカラを
くるくるしたクラフトワイヤーと一緒に楽しく生けてみました。
モカラ カーブウィング(フィロデンドロン)  クラフトワイヤー
モカラ カーブウィング(フィロデンドロン)

いけばな作品

もしもしカメよ、カメさんよ~

とってものろまな、カメさん。

のろまではあるけれど…
古くから日本では海の神様として大切にされて来た存在。

潮の流れを読むことに長け、
「運気の流れをうまく読んで幸運の波に乗る秘訣が得られる」という御利益があるのだとか。


そんなカメさんと、
同じく縁起の良い花材たちとで、お正月のいけばな。
昇龍松 寒竹 千両 葉牡丹 アイリス
松 寒竹 千両 小菊 亀の水引飾り
松 寒竹 千両 小菊

いけばな作品

いけばな展に使った花材たち。
まだまだ元気なので、
ベランダで育てたヒペリカムと取り合わせて生け替え。
ヒペリカム さつま杉 トルコ桔梗 薔薇

いけばな作品

枝先が赤く染まった、メラレウカ。
南半球 オーストラリアの東海岸が原産のハーブです。
手で触れると、柑橘系のとっても爽やかな香りが…。

かつて
イギリスの海洋探検家 キャプテン・クックがお茶として飲んだことから「ティーツリー」とも。

そして
殺菌力・抗感染力があるため、
オーストラリアの先住民 アボリジニは、万能薬として愛用していたのだとか。

コロナ禍の現代にも重宝しそうな植物のようです。
メラレウカ ビバーナム デンファレ     トルコ桔梗

いけばな作品

黄緑色の丸い形をしているのは、檜扇(ひおうぎ)の実。

檜扇といえば、古来から厄除けの植物とされ、祇園祭の期間中、京都では民家の床の間や玄関に飾られるのだとか。

そして祇園祭もまた、平安時代に疫病退散を願って始まったという神事。

それなのに…
令和の今、コロナウイルスの収束を願いつつも、感染拡大防止のため開催するのもなかなか難しいなんて…。
何だかとっても皮肉。

早く穏やかな日常が戻りますように。

ヘリコニア スチールグラス セダム 檜扇の実

いけばな作品

青々とした姿が涼しげなイネ科の穀物、ソルゴー。
「モロコシ」「タカキビ」「コーリャン」などの別名も。
そう、とうもろこしの仲間です。

原産は熱帯アフリカ。
4000年も昔の遺跡から種子が発見されているという。

現代でも、グルテンフリー&ギャバが豊富で栄養価も高いので、スーパーフードとしても注目される優れもの。
グラノーラの中にもよく混ざっているんですって。
ソルゴー ひまわり けいとう        ワックスフラワー

いけばな作品

庭先でもよく目にするシュロにも似たこちらの葉は、リビストニア。

敬虔な仏教国&紅茶の一大産地としても知られるスリランカで育つ椰子なのだとか。

「天狗のうちわ」とも。

更に、珊瑚パインが加わっての生け替え。

こちらの珊瑚パイン。
美味しそうな姿をしていますが・・・、
観賞用のパイナップルなので、食べられません。
残念(^_^;)
リビストニア ひまわり(ビンセントネーブル)
リビストニア ひまわり(ビンセントネーブル) 丸ズッキーニ
リビストニア ひまわり(ビンセントネーブル) 丸ズッキーニ 珊瑚パイン 木材

いけばな作品

「6月6日はいけばなの日」
~『希望』の花言葉を持つガーベラを生けよう~
の呼びかけで生けた作品。
ガーベラ スモークツリー 着色みつまた 箱

いけばな作品

お稽古に使ったヤシオツツジ。

その切り落とした枝ぶりが少し面白い形をしていたので、えのころ草と一緒に生けてみることに。

暑い時期、
信号待ちの道路脇や空き地で風にゆらゆらと揺れて、涼を感じさせてくれるえのころ草。
大好きな花材です。
やしおつつじ えのころ草 ワックスフラワー

いけばな作品

網目状の金網をクルクル使って楽しく♪
萩焼の花瓶に生けてみました。
カラー(ピカソ)               スターチス・ブルーファンタジー ハニカムボウ

いけばな作品

わが家のベランダで育った紫陽花。
いけばなのお稽古で生けたあと、茎を挿し木にしていたものが根付いて小さな花を咲かせました。
まだまだ、ちびっこ&もやしっこ。
元気に大きくなぁ~れ。
紫陽花

いけばな作品

緊急事態宣言が延長され、医療体制の厳しい状況が続く中、
少しでも外出を自粛するべく、野菜売り場で出会った野菜たちでいけばなを楽しんでみました。

こちらの緑色の葉っぱ。
いけばなではよく用いられる「ぎぼうしの葉」にそっくりな姿をしていますが…。
実は、山形県産の伝統野菜「小笹うるい」
東北地方では昔からよく食される山菜なのだとか。

もちろん、いけばなで楽しんだ後は美味しくいただきます。
小笹うるい にら 黒あわび茸 ラディッシュ バジル

いけばな作品

身近な食器を用いて楽しく生けてみる。
小ぶりの陶器、三段のお重で。
ガーベラ ゆり ミリオクラダス

いけばな作品

街中でもよく目にするソテツ。
とても硬くて頑丈な葉を
その姿を生かして生けてみました。
蘇鉄 リューカデンドロン ガーベラ     アンスリューム

いけばな作品

こちらもガラスの平皿と、金魚が泳ぐ陶器のピッチャーにて。
夏の作品。
スプレンゲリー 紫陽花

いけばな作品

春の作品。
ドラセナ チューリップ アリウム・コワニー

いけばな作品

ワインを美味しくいただいた後は、いけばなで。
2度、楽しめました。
ヘリコニア かすみ草 スプレー薔薇     ワインボトル

いけばな作品

透明ガラスの変形花器を生かして・・・。
ニューサイラン 向日葵           スプレーカーネーション マトリカリア

いけばな作品

身近な野菜たちとの共演。
えのころぐさ かぼちゃ 万願寺とうがらし  にんにく 棗(なつめ)

いけばな作品

あかめ柳 ドラセナ・ゴッドセフィアーナ   薔薇 マーガレット

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