お仕事帰りの
「いけばな閑渕流」大阪阿倍野教室

お稽古作品

【6月】生徒さんの作品

7月に開催される「閑渕流 夏期講座」

今年は
「第Ⅲ部 実習」に通信型で参加してみることになりました♪

これまで学んできたそれぞれの学習状況に応じて、使う花器・花材・生け方・花型は自由。
申し込み締め切りまでの3回、
お稽古の時にチャレンジして、ベスト版をデータで閑渕流本部に提出します。

1回目の今日は
自分でもなかなか納得のいく出来栄えだったよう♪
枝の面白みのある線を上手に生かして、すっきり涼やかに生けられました。

さて後日、お家元先生からはどんな講評が届くでしょうか。

そして
流誌『閑渕』にも「夏期講座いけばな習作展」として、作品を掲載していただけます。
今からとても楽しみです。
鉄砲ゆり

【6月】生徒さんの作品

今日のお稽古は
忙しいスケージュールを調整していらしてくださいました。
なので・・・
ちょっと駆け足でのお稽古です。

沼に群生して
背丈が1~2メートルにも育つフトイ。

真っすぐな線を
ポキポキと折ったりしながら
少し造形風にできあがりました。

使い方次第で
個性を存分に盛り込める
楽しい花材です。
太藺(ふとい) モンステラ サンダーソニア  アキレア

【5月】生徒さんの作品

花農家さんの手で
くるんと輪を結んだり
おもしろい曲線を描くように育てられた
「サツキアリウム」

それぞれに
花材そのものの形も違えば
生ける人の表現の仕方もそれぞれ。

そのおもしろい形を
しっかりといかして生けられました。

アイデア次第で
無限大に楽しい作品ができあがりそうですね♪




サツキアリウム なるこゆり アランダ ダリア

【5月】生徒さんの作品

GWはしっかりとお休みして
リフレッシュして
心新たに
久しぶりに和室でのお稽古です。

せっかくなので
逆勝手の床の間に、逆勝手の生け方で飾ってみる。

今日は和テイストの花材たちで
基本の形をおさらいしながら生けました。

小ヒバの葉の表情や長短をうまく生かしながら。
慣れない正座とも格闘しながら。

畳床の床の間に飾って、できあがり!
本当は
作品の下に敷く花台があると良いのですが
雰囲気は出ていますかね・・・?

芍薬が咲くと、華やかになるでしょうね♪






《後日談》
生徒さんが、おうち生けの様子を寄せてくださいました。
お稽古の時には、まだ蕾の状態だった芍薬。
蕾のまま咲かない状態で終わってしまうこともある芍薬ですが、ちょうどいい具合に咲いたようです。

鮮やかなブルーの花器に、芍薬のやさしい色合いが映えますね。
おうちの中が、より明るく感じられそうです。
ガン朴 小ヒバ 芍薬 孔雀草
おうち生けの様子

【4月】生徒さんの作品

お稽古の花材も
だんだんと春から初夏らしくなってきました。

枝が二股に分かれていたり、交差をしていたり・・・。
少し難しげな枝ぶりの夏櫨でしたが、うまく剪定をして、矯めてみて・・・。
自然の枝ぶりを上手に生かして、素敵にできあがりました。
夏櫨(なつはぜ) ブルニア ガーベラ なでしこ

【4月】生徒さんの作品

今日の主材は、リョウブ。
漢字で書くと「令法」

若葉と花は、揚げたり茹でたりして食べることができる!
ということで・・・

昔々は
飢饉に備えて一定量植えるよう法で定められていたため「令法」という字なのだそう。

花材の雑学を知るのも、なかなか楽しいもの。
食べることのできる花材、生薬にもなる花材って結構たくさんあるんですよ♪

今日は、たくさんの種類の花材を使って生けました。
次回のお稽古では、少ない種類の花材ですっきりと生けてみたいと思います。
リョウブ 紅霧島ツツジ なるこゆり ハラン カラー アルストロメリア ソリダスター

【3月】生徒さんの作品

春の新芽物、黄金葉(おうごんば)をお稽古しました。

枝の外皮一枚をほんのりパキッと折って矯めてみる。
柔らかい曲線を出して、枝が表情豊かになっていく。
粘りっこい柳などとはまた違った矯める楽しみがあるように感じます。

今日は葉物を2種類を使って、表現の幅も少し広がります。

主材になる枝のバランスの取り方、花の長短のバランスの取り方。
ぐんぐん吸収して上達されているなと感じて、嬉しくなったお稽古でした。
黄金葉 フィロデンドロン(葉) サンデリアーナ ストック サクラコマチ

【3月】生徒さんの作品

今日のお稽古は、オーストラリア原産のユーカリとコットンブッシュ。
少し高さのあるモダンな花器に生けました。

花を覆うカバーを外すと、あっという間に反り返るくらいに開く黄色いガーベラ。
そして、うつむき加減に咲き、お水も下げやすく、すぐにしんなりしてしまいがちなクリスマスローズ。

なかなか手ごわい花材たちでした。
それでも、うまく立体感を表現して素敵にできあがりましたよ♪

写真では立体感が伝わりにくくて・・・。
写真って、難しい~(;'∀')
グニーユーカリ コットンブッシュ ガーベラ クリスマスローズ

「あべのグループフェスティバル2025」

いつもお稽古をしている阿倍野市民学習センターで開催される、年に一度の学習発表会に参加しました。

普段のお稽古では、あらかじめ準備された花材を生けるのですが・・・。

今回は花屋さんへ出向き、「これを生けてみたい!」と思うものを自分たちで選んで生けた作品です。

普段なら、迷うことなく入荷したての蕾がきゅっとしまった花材が届くのですが・・・。

会場の暖房具合や日数などを予測して

桜は
すでに花の咲いているものにするのか?
蕾の膨らみかけのものにするのか?

はたまた、かたい蕾のものにするのか?

たくさん迷って考えて、何とか出来上がりました。


会場の様子をインスタグラム動画にてご覧いただけます。
ご案内
会場風景
啓翁桜 ディンゴファーン ラナンキュラス  スプレーデルフィニウム ツインキャンドル
啓翁桜 小手毬 ディンゴファーン      ラナンキュラス 宿根スイートピー ラグラス

【2月】生徒さんの作品

今日は
とても細くて繊細な枝の「黒文字(くろもじ)」のお稽古です。
黒文字油や小楊枝の材料になる、あの黒文字です。
まだまだ雪の舞う中ですが、花材は春♪

クスノキ科に属する黒文字は、枝の切り口からとても爽やかな香りがしてきます。

風流な自然の枝の曲がり具合を生かしてみたり、矯めて柔らかさを出してみたり・・・。
豊かな表現のできる楽しい花材です。

さて「あべのグループフェスティバル2025」も、もうすぐ。
普段のお稽古では用意された花材を生けますが、グループフェスティバルでは生徒さん自ら花材を選んで調達してみることに。

どんな花材を選んで、どんな風に生けるのか?
きっと、それぞれの個性が光るでしょうね♪

みんなで力を合わせて、楽しく。
そして素敵な会場が出来上がりますように。

もしお時間が合いましたら、ぜひ会場へお運びくださいませ。
黒文字 丸葉ルスカス チューリップ     アルストロメリア
黒文字

【2月】生徒さんの作品

ここのところ大阪にしては珍しく、雪の舞う日々です。
最長・最強と言われる寒波の中、
寒さにも負けずお稽古にいらしてくださいました♪

そんな雪の舞う日のお稽古花材は「雪柳(ゆきやなぎ)」

無数の白い小花が雪をかぶったような姿であることから名付けられました。

かたくて矯めのきかない雪柳の枝。
それぞれの枝の持つ姿なりを生かしていけられました。

寒い日々の中にも、生けるお花に少しずつ春らしさを感じます。
雪柳 クッカバラ ラナンキュラス ニゲラ
雪柳

【1月】生徒さんの作品

今日のお稽古の花材は「ミツマタ」

和紙の原料になる、あのミツマタです。
枝先に蕾が付いていますよ♪

同じ花材でも使い方によって作品の雰囲気がぐんと変わり・・・。
「人が生けたのを見せてもらうと勉強になるね。もっとたくさん色んな作品を見なきゃね」というお声が聞こえてきました。

そう、そして私も
作品の写真を撮る角度がもう少しこっちから撮っていた方が、せっかくのきれいな線をもっと美しく表現できていたな・・・とか。
学ぶことがたくさんありそうです。
ミツマタ カッパーグロー ビバーナム    ガーベラ ギリア

【12月】生徒さんの作品

【クリスマスの花】
赤×白×緑
クリスマスカラーのいけばな。
ヘリコニアの
燃える炎のような色鮮やかさが印象的です。

すっと、とても伸びやかに生けられました。
私も見ていて心が洗われる思いです。

「あっ、このお花はお稽古したことがある!」
この頃、そんな
出会ったことのあるお花が少しずつ増えてきましたね♪
珊瑚水木 ブルーアイス ヘリコニア     カーネーション 樹氷

【11月】生徒さんの作品

「今日の花材は、種類がたくさんあり過ぎて、生けるのが難しーいっ!」という悲鳴(?)が聞こえてきました(笑)

そうそう
ユーカリの枝振りもちょっと暴れ気味ですしね・・・。
少し難易度が高かったでしょうか?
シルバーリーフの取り合わせです。

それでも
お花の長短をうまく表現して素敵に生けられましたよ♪
写真では立体感が伝わりづらいのが、残念です。

今日は体験教室にいらしてくださった方もあり
皆さんお互いに
「ここが素敵ね」「こんな使い方、おもしろいね」など
それぞれの違った生け方に新鮮な刺激をいただきました。

知らない所へ体験に行くって、かなり緊張されたんじゃないかなと思いますが、勇気を出していらしてくださったこと、とてもうれしく思います。
銀丸葉ユーカリ 銀葉アカシア レザーファン カーネーション ダイアモンドリリー     プリティーマリー

【11月】生徒さんの作品

今日の主材は、石化エニシダ。

細い小枝も含め
しっかりとしっかりと矯めて、矯めて・・・。
やわらかいきれいな曲線を描いて、下垂する花型にチャレンジしました。

この度、一つ上のお免状を取得されることになりました。
これで少しまた世界が広がっていきますね♪

雨降りのお天気にもかかわらず、よくお稽古にいらしてくださいました。
素敵な作品ができあがりましたね。
石化エニシダ ドラセナ オンシジューム    ローズヒップ

【10月】生徒さんの作品

ユニークな風貌をした
「風船唐綿(ふうせんとうわた)」をお稽古しました。

熟すと風船の中から、綿毛が出てきます。
意外にも、アフリカが原産の植物。


しっかりと枝振りを見極めながら・・・
どの角度が一番、美人さんに見えるかしら?

風船唐綿の使い方は似ているけれど、
お花と葉物の使い方は、それぞれ異なる形にできあがりました♪

そして
春には、いけばな展に参加してみることに。
みんなで力を合わせて
素敵ないけばな展ができあがりますように。
今から、とても楽しみです。
風船唐綿 谷渡り リンドウ 孔雀草

【9月】生徒さんの作品

テキストと、にらめっこしながら。
花材の表情もしっかりと見極めながら・・・。

縞はらんやお花の配し方には、うんと自分らしさも盛り込んで、それぞれに魅力的な作品が出来あがりました。

秋の七草の一つ
「藤袴は、干すと桜餅の皮の香りがするんだよ」っていう話題でちょっぴり盛り上がりながら。

「あ~、今週も楽しかったあ~!」
そのお声に私も元気をいただいています。

いつも通ってくださり、ありがとうございます。
さて、次回はどんな花材が登場するでしょうね?
花茄子 縞はらん 山丹花 藤袴

【8月】生徒さんの作品

二十四節気では「処暑」となりました。
蝉の鳴き声も少なくなり、秋の虫たちの声が涼しげに感じられるようになってきた、この頃。

お稽古では、秋らしさを感じる全身が真っ赤な「紅あおい」を生けて練習しました。

いけばなでは
「紅あおい」と呼ばれる今日の花材。

お料理の世界では
「ローゼル」と呼ばれ、ハイビスカスティーやジャムの原料に。

お料理の好きな生徒さんからは
「わ~、なんだか親近感を感じる♪」という声が聞こえてきました。
紅あおい 丸葉ルスカス ガーベラ      ワックスフラワー

【8月】生徒さんの作品

お盆も近いので
仏教にゆかりの深い蓮(蓮台)を生けて練習しました。

どちらの作品も、基本の花型で生けています。

花材の曲がり具合や表情にも気を配りながら・・・

「自分らしさ」もしっかり盛り込めるのが、現代花のおもしろいところ。

この頃
花材の表情をしっかり生かして
表現力が豊かになってきている生徒さんたち。

酷暑にも負けず、よくお稽古されました♪

ぐんぐん吸収されていて
私もこれからがとっても楽しみです。
蓮台 旭はらん りんどう アスター

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